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MINAの好きなこと

興味のあるものが多いんです

オレ主義な夫が求める美しいおとぎの妻像が雑誌「VERY」の中にありましたとさ。

VERYをコンビニでたまたまちらっと立ち読みしただけなんですが、読んでいたらすごくゾッとしたというか、軽く不快感を覚えるほどで…。むしろこれって日本の女性の様々な問題について考える良い機会かもって思ったので少し。私はフェミニズム主義者というわけではないけれど、やはり同じ女性として少し腹が立ったというのが正直な感想です。

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この雑誌は単純にどの年齢層がターゲットだろうと思って調べたら、この雑誌を読む層云々より読んでる人を「VERY妻」と呼ぶということを知りました。(なんだそのダサい呼び名は…

最初はVERYを読んでいるであろうVERY妻やその予備軍に腹立たしさを覚えましたが、だんだんと完全に商業主義のターゲットにされている彼女達を救いたくなってきました。

そんなんなんで、沸々と言いたいことが湧いてきたってわけです。

 

ー雑誌「VERY」は、具体的な年齢層よりも<富裕層ママ>がターゲットでした

38~42歳辺りの5年代層くらいかなという印象を受けましたが、それよりも(夫の収入で贅沢が出来る)富裕層であること、ママであること、このふたつ以外見当たりません。読モだけならずとも専属モデル、果ては編集者までワーママ、きれいめママ、ハンサムママ、◯◯ママという表記…。差別でしょうか?ただ名前の表記だけじゃダメですか?自分でママだと呼ぶのはいいけれど雑誌にママカテゴラズされるってちょっと違和感が残ります。ママ名刺なるものを流行らせたのもVERYらしいです。矛盾を指摘させてもらうと、このVERY妻なる定義はズバリ、ママに見えないママ。いや言ってることおかしいでしょ、どんな偏見だ。私の知る母たちはみんな母であることに誇り持ってますけど。

”私たちはいつまでも高級なブランドを着飾って永遠に美しい 女性 でありましょう”と謳う。もはや行く末は白雪姫の魔女です。

 

ーとにかく他人にうらやましがられたいVERY妻を作り上げたのはなぜでしょう

VERYが作り出す女性像は完全に、「ハワイとか日本人がうらやましがる地ならどこだって良いから海外駐在妻になりたくて、子供を帰国子女にしたい、高級ブランドをさらりと身につけたい、何をするにもすべて他人からうらやましがられるため、それの何が悪い」と周りから思われるように作り上げられてしまいました。私も最初はそんな女を想像してマジかと不快感を覚えましたが、実はそれってオレ主義な夫が思うことじゃないの?って思いました。いつまでも妻は綺麗で語学堪能、誰にでも自慢の出来る女性で、子供も優秀で多才、憧れの地に海外駐在しているオレは稼ぎも良くて誰が見てもうらやましいだろ?みたいな。それがうまいこと誌面の裏に隠されているのが見事。

ここで私が強く言いたいのは、誌面でイメージされた女性達には軸が何にも無いということなんです。VERYで提唱される女性の描く夢それらは夫自身と子供自身の話でしかないのが悲しい。ただ、そうすることで広告を出したアパレル関連はもちろん売上が上がる。これは編集部の意図…なんだろうなと思うと売上がモノを言う出版社では何も変えられないんだろうと余計に納得も出来るし、まだまだ女性は社会進出に時間がかかるのかと嘆かわしいです。そんな風に思う私が歪んでいるのかもしれませんが。 純粋にファッションが好きな母もいるのにそう見えない…だからもう少し違う見せ方があるんじゃないのかなぁと。

 

ちなみにVERYに掲載されている商品やアパレル、コラムなんかは良かったので、キャッチコピーや女性像の評価が散々なのがもったいない限りです。とはいえ35万部?売り上げているらしいのでどうでもいいことなのかもしれません。

立ち読みのくせにどの口が言うんだっていう話ですが。爆